数学者
今日は、師匠の御言葉の研究(笑)。師匠の口癖の一つは
評論家になってはいけない
だ。
僕は
1. 物知りになるのではなくて、新しい事実を探せ、新しい理論を作れ
2. 何かをもし評論、批判するときは、生産的なギロンになるように心掛けよ
と解釈している。
また、流行りの数学を研究するのではなく、自分なりのテーマを研究しろともよく言っています。そして、論文の価値とは、どれだけ未知の物事を明らかにしたかによって決まるのであって、流行りもの少し考察を加えたものは、注目を浴びやすいが、あまり褒められた行為ではないとも言っています。
一言で言うと、
論文の付加価値を最大化せよ
となるのでしょうか。この話題になると、必ず出てくるの岩澤先生(故人)です。師匠曰く、岩澤先生が上記のようなことを言っておられたそうです。師匠の言うことは、ワタクシ、実は半分しか信用していませんが(半分は、完全に信頼しているというべきか)、大先生の言うことなら間違いないでしょう(笑)